——（回忆过往三十年，印象最深的一年？）
　　（30年を振り返って、一番思い出深い年から教えてください。）
青山：柯南决定制作剧场版的1997年。因为画柯南是一件很费劲的事情，所以想着要不结束连载吧。果然每周都要考虑案件真的很让人头疼，编辑部上头的人有这样或者那样的要求，会说这说那的。我很讨厌这样的感觉，（所以）和助手们久违的请了假，带着“要把目前为止赚到的钱全部花掉”的心情（笑），大家一起去了拉斯维加斯旅游。想着这次旅行回来后，就结束柯南的连载。然而就在这时，当时的担当者A打来了电话，说“柯南要制作剧场版的事情已经决定了哦”。听到他的话，我想着回去之后不努力是不行的，得改变“不想再干了”的这种想法。
青山：最初に『コナン』が映画になった時（1997年）。『コナン』を描くのが大変すぎて連載をおりようと思っていたんです。やっぱり、毎週毎週事件を考えるのって大変じゃないですか。編集部の上の方の人からは、ああせいこうせいと、なんやかんや言われていたんです。そういうのが本当に嫌で、アシスタントたちと久しぶりに休みをとって、みんなでラスベガスへ行ったんですよ。今までにみんなで稼いだ金を全部使っちゃえ！みたいなノリで（笑）。その旅行から帰ってきたら『コナン』の連載をもうやめようと思っていたんです。そしたら、ラスベガスのホテルに当時の担当編集者のAさんから電話があった「『コナン』の映画化が決まったよ！」と。その言葉を聞いたら、これはもう帰ったらがんばらなければいけない。やめるのをやめなければいけないと思って。

——（编辑部有没有说过哪些地方希望你修改的？）
（編集部からのダメ出しがあったんですが？）
青山：有的。“因为（平次）是主角的对手，所以性格变得更坏一些会不会更好”之类的。我心想“真烦人啊”，就没搭理这个建议，基本没改（笑）。
青山：ありましたよ。主人公のライバルなんだから平次の性格をもっと悪くしたらどうだとか。まあ、内心で「うるせえ」とか思って、ほぼ直しませんでしたけど（笑）。

——（当时让你觉得很困难的事是？）
（当時の具体的な大変さとは？）
青山：（当时简直就是）地狱般的生活。每周的工作都是不停的上色，上色。作画上色的工作量是平时的好几倍。而且，除了Sunday的连载之外，还有日历这些周边的作画上色工作要做。但是，不管怎么说，考虑案件和手法是最困难的。（因为）每次都是杀人事件，单是考虑事件和手法就要了我的老命了（笑）。
青山：もう地獄でした。毎週毎週カラー、カラーで。カラーの作画作業って通常の倍ぐらい作業量が増えるんです。しかも、サンデーの連載以外にもカレンダーなどのグッズ系のカラー作画もあったから。でも、なにより、事件とトリックを考えるのが大変でした。毎回、殺人殺人で、事件とトリックを考えてる俺が死ぬわっていう（笑）。

——（柯南连载三年后想着要放弃，其原因是“太辛苦”了。然而让人觉得不可思议的是，青山老师和剧场版（的制作）也有很大的关联，这样不是会变得更辛苦吗？反而在这样的情况下产生了“得改变不想干了”的想法。）
（連載開始から三年でやめようと思ったのは、ざっくり言うと「大変だったから」。そこで不思議なのが、青山さんは映画化にも深く関わっているけどで、よりいっそう大変になるのに「やめるのをやめようと思った」ことです。）
青山：是的呢（笑）。我从第一部（剧场版）制作开始，就会给脚本提建议，也会参与原画的制作（笑）。而且是我自己主动要求画的。怎么说呢，因为能制作剧场版就像做梦一样。
青山：本当だね（笑）。俺、一作目から脚本にも意見を言ってるし、映画の原画まで描いているしね（笑）。しかも描かせてって、自分の方から頼んで。でもね、映画化というのは夢のような出来事でしたから。

（*中略。之后青山解释了为什么柯南剧场版的制作会成为他坚持下去的理由。幼稚园的时候他看了一部电影觉得很感动，从此就变得很喜欢电影。在得知柯南要制作剧场版时觉得十分开心感动，能在电影院这样的大屏幕上放映自己的作品真的太棒了，于是坚持下来了。同时，青山也提到“欲望果然是无止境的”。）
——（“欲望是无止境的”是什么意思。）
（欲が出るとはどういうことでしょうか。）
青山：我想让怪盗基德也在那个大屏幕上登场。所以『世纪末的魔术师』里基德登场，我真的非常非常高兴。（*后略。青山当时很开心，一个人跑去电影院看了。）
青山：あのでっかいスクリーンでに、怪盗キッドも出せないかなあって。『名探偵コナン　世紀末の魔術師』でキッドも劇場版に登場させられた時は、めちゃめちゃうれしかったです。

*之后的采访提到了青山的家庭情况、成长历程和兴趣爱好等，大概总结一下。
1、青山的大哥是科学家，自己是漫画家，三弟继承了家业，最小的弟弟是医生。青山说自己是四兄弟里最不成才的。小时候最不擅长的科目是国语，所以不喜欢看复杂难读懂的书。读书只喜欢福尔摩斯和十二面相这种侦探题材的。小时候和柯南有相像的地方，但感觉自己其实是光彦那种类型的孩子。相对于说是团体的领头羊，自己不如说是智囊团一样的存在。
2、青山小时候在学校的学园祭出演过一休的话剧。相对于出演主角一休，更希望早点结束排练去画画。青山从小就很喜欢画画，想成为漫画家是受到了加藤一彦老师、千叶彻弥老师、安达充老师的影响。
（PS：青山出演一休的经历也用到柯南上了）
3、关于父母，青山的爸爸很严格，不让他看漫画。于是青山就偷偷买偷偷看（很喜欢峰不二子）。和爸爸相反，青山的妈妈很温柔。他喜欢吃咖喱是因为妈妈很擅长做这个。
4、青山学过剑道，这个和YAIBA的创作有关联。虽然青山学过剑道，也很喜欢棒球，但是其实运动神经不大行。青山小时候写的作文里提到「将来想成为漫画家，但是忽然又想做私立侦探了。不过运动神经太差了，估计当不成。所以希望能成为一个画私立侦探主题的漫画家」。
5、青山少年时代很喜欢画画，所以想成为漫画家。但是长大以后考虑就职等现实因素，觉得成为漫画家不现实，于是想要做一个动画制作人。上大学后进入了漫研社，尝试监制动画。但是因为被两位前辈劝说「当动画制作人很辛苦，还是做漫画家好」，最终下定决心要做一个漫画家。
6、青山解释了选择日本大学艺术部的原因。青山本来得到了某国立大学美术专业的入学推荐名额。如果进入这个学校，毕业后会成为一位美术老师。青山虽然对父母说想成为美术老师，但是实际上想在东京做一个动画制作人。在国立大学面试的时候，面试官问「将来想做怎样的老师」，青山回答自己其实并不想做老师，想做一个动画制作人，于是落榜了。面试结束以后他把这件事告诉了高中的指导老师，结果被一顿臭骂。后面考日大的时候就不敢胡来了。
7、青山刚刚漫画家出道的时候，大学的漫研社成员帮了他很多忙，比如给登场人物取名之类的。刚出道的时候青山并没有给他们支付工资的能力，即使这样大家也很乐意帮忙。于是青山下定决心，为了能给他们支付工资，自己得努力得到连载（的机会），要成为一个专业的漫画家。漫研社的成员直到现在也和青山一起创作漫画，青山认为他们是自己的家人。
8、青山很注重话语的表达方式，在使用哪个词汇这方面尤其重视，会和助手、杂志编辑反复讨论。
9、青山小时候想着如果能在学校的学园祭连续两年出演话剧，并且都能得到好评的话，将来就做一个演员。第一年的一休得到了大好评，但是第二年因为表演前一天受伤了没能出演。这件事对于青山来说是人生的「挫折」。另外，作为漫画家的青山，从来没有遭受过「挫折」。
10、青山说虽然这些年赚了很多，但是没有什么世俗的欲望，也没有特别想要的东西。只要能继续画漫画就行。

——（阐述一下柯南的创作历程。）
（『コナン』のはじまりについて）
青山：一开始在收到编辑部的offer的时候，我完全没有干劲。但是，过了一段时间想起自己小时候很喜欢的福尔摩斯这样的侦探题材。我觉得自己能画，想要试着画一下。我是那种没有契机就不会画漫画的人。反过来说，我觉得如果只是画自己想画的侦探的话，这样是不会有人气的。（想着）漫画长的话3卷，短的话1卷就结束了。（那么就试试看画吧）。（之前）画『YAIBA』的时候觉得自己挺擅长画动作戏的。那么柯南的剧情要不要（设定为）只有台词对话？把动作戏这个元素舍弃真的好吗？（就这么一边考虑一边创作）。最后，柯南会踢足球，兰的格斗戏，（使用了）这样的设定。（柯南的设定）与其说是编辑部的要求，倒不如说是我想这么画所以才画出来了。
青山：編集部からオファーをもらった当初は、全然やる気がありませんでした。でも、しばらくして、子供のごろからホームズなどの探偵ものが大好きだったということを思い出したんです。で、描けるなと。描いてみたいと。ほら俺、そういう気持ちのとっかかりがないと漫画が描けないから。逆に言うと、自分の描きたい探偵を描くというのは決めていたし、その結果として人気は出ないと思っていました。コミックスで長くて3巻、短ければ1巻で終わると。一応ね、『YAIBA』を描いてて、アクションシーンは得意かもなと感じていたんです。それが、『コナン』なんてセリフばっかりでしょ？アクションという武器を封印しちゃっていいの？とは思いました。まあ、結局は、コナンくんがサッカーボールを蹴ったり、蘭の格闘シーンとかで使ってるけど、それは編集部の狙いというより、俺が描きたくて描いてるだけだから。

——（青山老师认为侦探应该是什么样子的。）
（青山さんが描きたかった探偵像がそのようなものだったのか。）
青山：（我心目中的侦探）不会杀害犯人。抓获犯人以后让他赎罪。唯一的例外是月光篇，那是我特意刻画的。一般来说，柯南都会将犯人活捉。这样才是我心目中理想的侦探。
青山：犯人を殺さずに、ちゃんと捕まえて罪を償わせる探偵。「月光」だけは、意図的に例外を描きたかったんです。基本的にコナンくんは、必ず犯人を捕まえるのは俺の理想の探偵です。

（*青山提到了关于魔术快斗的创作。魔术快斗这部作品的原型是当时正在画的一个短篇「さりげなくルパン」。另外，柯南可能可以完结，但是魔术快斗估计是没办法完结了。关于魔术快斗的故事设定，青山本来打算等问题都解决之后，最后让快斗和青子开一个侦探事务所的。但是在这之后创作了柯南，所以这个设定没法在魔快里用了。）
『まじっく快斗』は、俺が死ぬまで終わんないんじゃないかな。『コナン』は終わるかもしれないけど、これは終わんないかもしれない。『まじっく快斗』は、初期エピソードが解決したら快斗と青子が探偵事務所を開くという展開を考えたんです。でも、あの後に『コナン』を始めて、すでにいろんな事件をやっちゃってるからその展開案はもう無理なんですけど。

——（快斗是在柯南诞生之前的故事，为什么最想要画的是快斗这部作品？）
『コナン』誕生前の時期のエピソードとはいえ、なぜ、『まじっく快斗』が一番描きたかったのでしょう？
青山：因为我很喜欢亚森·罗宾。有一次在小学馆的party上，忽然被人问到「请给我签个名吧」，我答应了以后面前排起了长队。队列里有『美少女战士』的作者武内直子老师。她和我说，「请（给我）画个快斗吧」、「快斗是夜礼服假面的原型」。因为当时快斗还不像现在这么有人气，回想起来很开心。
青山：アルセーヌ・ルパンが好きだから。一回、小学館の謝恩会という編集者や漫画家や関係者が集まるパーティで、「サインください」って言われて、「いいですよ」と答えたらガーッとすごい列になちゃったことがあるんです。その行列の中に『美少女戦士セーラームーン』の作者である武内直子さんが並んでて、「快斗を描いてください」、「快斗がタキシード仮面のモデルなんですよ」と言ってもらえたことがあった。その時期は快斗が今ほど有名ではなかったから、うれしかったのを思い出しました。
（*青山一开始没有打算让基德在柯南里登场的。柯南连载之后，想着给柯南创作一个对手，就像明智小五郎的对手怪人二十面相这样的角色。但是想起来在这之前已经画过了（就是怪盗基德），于是就计划让基德在柯南里登场。和编辑部商量后也取得了同意。）

——（在众多才能中，认为哪一个是最优秀的？）
（自分の中にある才能で一番信じられるものは何か？）
青山：我自己觉得是恋爱喜剧的刻画。（恋爱？不是推理？）对的，恋爱。柯南里的推理，事件和手法有一些是和编辑部的人一起商量策划的，也不是说我对推理的设计不擅长，只是认真说的话，果然还是（最擅长）恋爱喜剧的刻画。
青山：だったら俺は、ラブコメと答えたい。（ラブコメですか？ミステリーではなく？）タブコメ。コナンのミステリーは、事件やトリックを編集者と一緒に考えていて共同作業の部分もあるし、ミステリーも苦手ではないけど、やっぱり、ラブコメです。

（*中略。青山认为恋爱观会随着时代改变，所以他也会看电视电影去学习。偶尔会问周围的人自己写的恋爱喜剧怎么样。青山也会把当下社会的流行元素加入到柯南的世界。但是流行元素和普遍性的平衡感如何把握，这是个很让他头疼的问题。）
青山：首先，语言方面，太流行的流行语在柯南里使用是一件很危险的事情。比如ガン黒（涩谷辣妹妆）。然后就是服装。帝丹高校女生的短袜，有想过要不要让她们换成泡泡袜，后面也没换。另外兰的裙子的长度也随着时代在变化。第一卷和现在的裙子的长度完全不同。但是，原作漫画里小五郎使用的转盘式黑色电话这点，一生都不会变。
青山：まず、言葉。流行りすぎている言葉をコナンで使うのは、危険ということ。ガン黒とか。次に、ファッション。帝丹高校の女子のソックス、ルーズソックスにしようかどうか迷った時期があるんだけど、そうしなくてよかったと思う。一方で、蘭のスカートは時代に合わせて、コミックスの１巻といまとでは長さが全然違うんです。原作漫画の小五郎の電話は、黒電話のダイヤル式と決めているんです。これはもう一生変えない。

——（青山老师认为的“少年动漫hit法则”是什么。）
（青山剛昌の「少年漫画ヒットの法則」を教えてください。）
青山：我认为少年漫画里受欢迎的三大要素是，「恋爱喜剧」、「冒险」、「友情」。推理包含在「冒险」这个要素里。我想应该没有人能同时写好这三个元素。高桥留美子老师擅长描写「恋爱喜剧」和「冒险」。安达充老师擅长「恋爱喜剧」和「友情」。尾田老师擅长「冒险」和「友情」。接下来是我的猜想，高桥老师不擅长「友情」的刻画，安达充老师不擅长「冒险」，尾田老师不擅长「恋爱喜剧」。当然，三位老师都是漫画界的超级巨星，虽说不擅长还是比外行人强的多。但是比起自己的强项，还是稍显逊色。就算是很厉害的前人们，也没有人能做到同时兼具三个要素。我自己的话，比较擅长「恋爱喜剧」和「冒险」，对「友情」的刻画不行。（可是从平次和柯南的关系来看，感觉不到您不擅长写友情啊。）你能这么说我很高兴。但是和那些特别擅长描写「友情」的人相比，我就显得稍显逊色了。就像安达充老师笔下的达也和孝太郎的友情，这样的我写不出来。
青山：少年漫画で人気の三大要素に「ラブコメ」、「冒険」、「友情」というのがあると思ったんです。ミステリーは「冒険」に含まれるとしましょう。で、三つを備えている人は多分いないんですよ。留美子先生は「ラブコメ」と「冒険」が得意。あだち先生は「ラブコメ」と「友情」が得意。尾田栄一郎くんは、「冒険」と「友情」が得意。ここから想像だけど、留美子先生は、「友情」が苦手で、あだち先生は「冒険」が苦手、尾田くんは「ラブコメ」が苦手だと思うんです。もちろん、みなさん、漫画界のスーパースターだから苦手と言ってもその辺の人たちよりはずっとすごいはずなんだけど、少なくとも得意分野よりは苦手。三つ揃っている人なんて、偉大な先人を含めてもいないかもしれない。俺自身は、「ラブコメ」と「冒険」が得意、「友情」は苦手。（コナンと平次の関係性など、苦手という感じはしないですが。）そう言ってもらえるとうれしいけど、「友情」がスーパー得意な人ほどは描けていないんです。例えばあだち先生の「タッチ」での達也と孝太郎の友情なんて、ああいうのは俺には描けない。

——（30年来，自己的所有作品里觉得画的最棒的一话是？）
（この30年間で、そのギリギリを模索した絶妙感がベストなご自身の作品を一作だけを選べと言われたら、どれになりますか？）
青山：必须是（樱花篇的）「新一BOY」。这是我2015年住院的时候画的。住院以后，心想以后可能再也画不了漫画了，但是唯有这个，想着绝对要画出来。（中略）最重要的是，我心里构想的这一幕「不要心急，接下来才是最重要的，要像福尔摩斯一样（说出来）」（新一的内心活动），得把它画出来才行。因为这对新一来说很重要。为什么新一总是自信满满有些自大的样子？那是因为他在模仿他最喜欢的福尔摩斯，这是我最想传达给大家的。也就是说，「新一BOY」是刻画新一的原点的一话。所以，对我来说，自己30年里创作的作品里，所谓的「三十年分之一」，那必须是「新一BOY」。
青山：これはもう、「新一BOY」しかない。2015年に入院した時に描いたんです。入院して、今後はもう漫画が描けなくなるかもしれないと感じたから、これだけは絶対描きたいって。…… なにより、「慌てるな、ここからが大事だぞ。ホームズみたいに偉そうに」って心の中で思うシーンが描きたかった。だって、それこそが新一の肝だから。新一はどうしていつもあんなに偉そうなのか？それは大好きなホームズの真似をしているからで、そのことをなにより伝えかった。いわばこれは、新一の原点を描いた物語なんです。というわけで、「新一BOY」がダントツの「30年分の一話」。